慶応義塾大学 理工学部 電子工学科

Career

先輩からのメッセージ

理工学研究科 総合デザイン工学専攻
田邉研究室 修士1年 齊藤龍介

北京大学workshopにて
北京大学workshopにて
野沢温泉スキー合宿
野沢温泉スキー合宿

M1の私がこのような場で後輩のみなさんにメッセージを書く機会を与えられたことを大変有難く感じております.
私は学部4年から田邉研究室に所属しており,専門を聞かれたら最近はバイオフォトニクスと答えています.田邉研究室は主に微小光共振器を使って研究を行っており,それをつかって細胞のセンシング応用を担当しています.生物など大学受験でも用いなかったので私の知識は中学生のそれとほとんど変わらないところからのスタートです.一口に細胞といってもその内部の動きはとてもダイナミックで,学ぶほどに新たな発見があります.物理が一番好きだった人間にとって生物はとっつきにくいと思いますし,おそらくそれは世界中でそうなのだと思います.なぜなら共振器と細胞を絡める研究は他に比べると非常に少ないからです.しかしそういう分野にこそ,面白くて役に立つのに誰もやっていない研究が眠っているのです.

学部時代に自分の学科や研究室が決まっていくことは,私にとって苦痛を感じるイベントでした.自分の可能性が無限であるように思えた高校時代や浪人時代に比べて,専門が狭まっていき道がどんどん狭くなっていく感覚は,社会の歯車に自分があてはまっていくようで,夢を捨てながら歩いているようでなんとも嫌なものでした.しかし,大学院に入るとそれはまるで違っていました.自分の専門に固執することなく,自分が望めば学部時代よりもはるかに広く深く勉強することが出来ます.私は幼い頃からの夢を持っていますがその夢に向かって確かに前進していることも実感しつつ,その先の人生を豊かにする知見をもたくさん得られています.
私は人と出会うのが好きなのだと気付いたのも大学院に入ってからです.研究を通して多くの人と出会い,議論を交わすことは何物にも代え難い価値があると感じています.

皆さんが電子工学科という良い意味で何でも出来る土壌で,地中で大きく根を広げて世界中に知の種を発信出来るような,そういう人材にならんことを願ってこの手記の結びとさせていただきます.

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