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エレクトロニクスの教員

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伊藤 皇聖

伊藤 皇聖 助教

Kosei ITO | いとう こうせい

研究キーワード

半導体材料 / 光触媒

  • 教員プロフィール
  • 役職 : 助教(有期)
  • 居室 : 23-322B
  • 電話 : 未定
  • email :

[ 担当講義課目 ]
電気情報工学実験Ⅱ(3年) / 電気情報工学セミナーⅡ(2年) / 物理学CD(1年) /

[ 研究の概要 ]

近年,地球温暖化が問題視されている中,増えすぎたCO2の還元や新しいエネルギー源であるH2の生成が喫緊の重要課題となっています.ドライリフォーミングや水の電気分解はこれらを可能にする手法として周知されていますが,反応に必要なエネルギー源が熱や電気であるためクリーンではありません.我々の研究は,太陽光を照射することのみでCO2還元やH2生成が可能となる真のクリーン半導体材料の作成を目指しています.

研究の紹介

半導体光触媒
ワイドギャップ半導体材料にバンドギャップ以上の光エネルギーを照射することで電荷分離が生じます.この現象を半導体材料の表面化学反応に展開することでCO2還元やH2生成を可能にします.使用する半導体は酸化物半導体,有機ポリマー半導体等様々です.近年,特に力を入れているのは金属フリーで光触媒反応を引き起こす新半導体の開発と,Zスキーム反応といわれている画期的なメカニズムを実証することです.

半導体光触媒

光電極
H2生成法である水の電気分解に必要な起電力は火力発電などで賄われています.これはクリーンではなく,電気の輸送過程でエネルギーロスも起こります。我々はこの起電力を太陽光パネルのような発電装置(太陽電池)で生成することを目指しています.また,水の電気分解には通常Ptなどの貴金属が使用されますが、アノード電極をN型半導体基板に置き換えることで水分解を光アシストすることも研究しています.

光電極