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RESEARCH

電気情報工学科の最先端研究

Informatics

Information and communications・Vision, image and signal processing

人を理解し,人と人,人と環境をつなぐ情報通信システムの実現を目指しています.情報処理の究極の目標は,コンピュータに人間と同じような処理をさせることです.

人間の聴覚に相当する音声処理に関しては,音声・話者認識や複数の音を分離する音源分離技術の研究を,人間の視覚に相当する画像処理に関しては,目的に応じた画像変換圧縮技術や人間の視覚を模擬した画像センシング技術の研究を行っています.また,これらの情報をもとに所望の動作を実現する制御技術の研究も行っています.数理的基盤に立脚した信号処理技術から物体・環境認識や医療用監視,自動車の自動走行,ロボット制御などの応用技術に至るまで幅広く研究を行っています.情報を伝送するための通信ネットワークに関しては,様々な通信環境に適応するワイヤレス通信技術や高速大容量の光通信技術の研究を行っています.

これらの技術を統合し,システム化することで,環境に適応して人間を支援することのできる次世代の情報通信システムを実現します.情報通信技術は将来のスマート社会の基盤となる技術であり,医療分野や環境分野をはじめとした様々な分野への応用が期待されています.

People

画像工学

「多機能なセンシング用インターフェイス回路の設計」
青木研究室|青木 義満 教授
画像技術に合わせて対象に関する物理的な知見を導入しながら,単なる学理と実験システムの構築と留まらず,実世界で動作し,役に立つ画像センシング技術に関する研究を展開している.主な対象は,人・モノ・環境の画像計測と認識,医療,ITS等である.産学・異分野連携を積極的に行い,いくつかの実用化事例を生んでいる…..more

マルチメディア信号処理

「マルチメディア信号処理」
池原研究室|池原 雅章 教授
LSI技術が進展して,私たちの周りのいたるところに小さなコンピュータや通信機が埋め込まれるようになると,空間やモノが知性を有し,私たちにいつでもどこでも情報処理ができるサービスを提供してくれます.そうしたユビキタス情報化社会を創るシステムLSIの設計技術を私たちは研究しています…..more

医用オプティクス

「脳を探る光・画像技術」
岡田研究室|岡田 英史 教授
X線などによる非観血的な体内の可視化は,医療における診断技術に飛躍的な進歩をもたらしてきました.当研究室では,血行動態や酸素代謝などに代表される生体機能を,可視光や近赤外光を利用して計測する技術の研究を行っています.光による生体計測は,組織散乱の影響を大きく受けるため,…..more

システムエレクトロニクス

「人と環境にやさしいスマートインフラシステム」
久保研究室|久保 亮吾 教授
現代社会では豊かな生活と持続可能な社会の両立が求められています.当研究室では,人と環境にやさしい社会インフラサービスの実現を目指し,制御工学と情報通信工学を基盤としたシステムエレクトロニクス技術の研究を行っています.人やモノの動作を検知する「計測技術」,計測情報を元に人やモノを動かす「制御技術」…..more

ワイヤレス通信

「しなやかなワイヤレス通信を目指して」
眞田研究室|眞田 幸俊 教授
移動体通信システムのデータレートは10年で100倍以上の高速化を実現しています.しかしさらなる高速化のためには信号処理の進化が欠かせません. 貴重な資源である周波数を有効活用するために,新しいワイヤレス信号の送受信方式が求められています.眞田研究室では次世代移動体通信への応用を,…..more

量子情報処理

「情報通信の新たな地平の開拓を目指して」
武岡研究室|武岡 正裕 教授
通信工学・情報処理に量子力学の原理を融合した,量子情報通信の理論研究を行います.量子力学と情報理論の融合を目指した量子情報理論や,量子ネットワーク・量子情報処理を実現するための光学系・物理系やネットワークの設計に取り組み,情報通信の新たな地平の開拓を目指します.…..more

認知ロボティクス

「ロボットから人の知能の謎を解き明かす」
村田研究室|村田 真悟 准教授
認知神経科学・ロボティクス・機械学習等,様々な研究分野の知識を統合することで「認知ロボティクス」の研究を行なっています.また,そこで得られた知見を発展させた「ロボット学習」や「計算論的精神医学」の研究も行なっています.認知ロボティクスの研究では特に,連続的な感覚・運動経験を学習し構造化することで獲得される,知覚・行動・注意といった人間の認知機能を実現する計算メカニズムの構成論的理解を目指しています.…..more

適応学習

「情報処理の原理をもとめて」
湯川研究室|湯川 正裕 教授
数理的基盤に立脚した新しい信号処理パラダイムの構築を目指しています. 数理科学で蓄積された知見を活用することで,信号処理の諸問題を見通し良く解決することが目的です. 主に,不動点近似・凸解析を利用した適応信号処理アルゴリズムの研究を行なってきました. 新しい時代を切り拓く信号処理技術に繋げたいと考えます…..more

Electronics

Photonics

Informatics